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風光る 22,23 [漫画]

[ネタバレ有]

おぉっと、とうとう沖田以外にも秘密が知られてしまうことになったのか。
漫画ではやたらと楽しそうにしている日常が多いが、そうしたコマとともに、確実に歴史は進んでゆくのが描かれる。長州と対決しなければいけないのに、腐敗した幕府軍。実際そうだったんだろうなあ、と思う。
最盛期には200名も隊員がいたのかなるほど。大きな組織だね。

べしゃり暮らし5 [漫画]

[ネタバレ注意]

漫画の中で描かれる漫才自体が面白いのは、ほんと凄い。ガラスの仮面で描かれる劇自体も最高に面白いが、それと同じ。
関西弁を使うことが笑いと考える圭右。そうではないと言いたいが言えない辻本(いい奴や!)。
この巻で一番気に入った台詞「あほや・・・完全にあほや・・・・・・」。辻本は、本当に圭右以上に圭右のことを判っている。

ダブルフェイス 13 14 [漫画]

ギャラリーフェイクがちょっと出てくるのににんまり。

13 14と、Dr.WHOOの心境風景が見えてくる巻だった。
クロブチ機関も少し描かれ、話が展開してゆく。いつも悪党が大勢出てくるが、実際もこうなんだろうな、という感じだ。悪党は本当に悪党だしな。

覇-LORD- 2 3 4 [漫画]

敵が味方になり、味方が敵になりと、めまぐるしく人の関係が変わってゆく破天荒な漫画で、さくさく読めて面白い。どの人物も主役をはれる風格をただよわせていて、脇役には思えない。"超"[三国志]と副題にあるが、まさにすべてが超越している。

中国の歴史では宦官によっていつも腐敗してゆくが、宦官は中国だけかと思っていたら、実は東ローマ帝国でも宦官が官僚となっていたのか。これは知りませんでした。
宦官 - Wikipedia
皇帝による専制支配を強めるために宦官という制度が強化されたわけらしいから、日本でそうしたことが発展しなかったのは当然か。

暁のイージス1 [漫画]

暁のイージスは「闇のイージス完結編」とのこと。長い物語だったが、いよいよ完結を迎えるのか。とは言ってもこれもずいぶん長くなりそうだが。 シャープな絵柄に判りやすくめりはりのついた迫力ある構図。ストーリーの面白さだけでなく、このさくさく読めるスピード感がいいのもしれない。 この巻で出てきた首領ロザは肉感的な女性。お約束の展開がうれしい。

電波の城5 [漫画]

相変わらず天宮だけは判らない。周りの登場人物が何を目的にし何を行いたいのか、それは判るのだが、悪党たる天宮だけは理解できない。
悪党には魅力的な悪党と魅力的でない大多数の悪党がいるが、天宮は理解できない悪党である。舞台となっているテレビ局も、くだらないことをやっているなあ、としか思えないし、既にリアル世界でも私にとってはテレビというのは既に過去のもの。
この巻でもっとも共感できたのは、本城の「あの年でまだこんな愚劣な番組を・・・・・・ しかも地上波でなくBS・・・・・・ 使い捨て女子アナのみじめすぎる末路・・・・・・ 醜悪の一語!! 日本のテレビ局はやはり腐り果てていた!!」という、この漫画のほとんどの登場人物を全否定する心境だった。

日本沈没9 [漫画]

圧倒的なフィクションだけれども、もしこれに比肩する事態、つまり、東海大地震その後の浜岡原発のメルトダウンによる放射性物質の飛散、関東一円の汚染。そのような日本の今後の極めて可能性のある最悪の事態を、行政は想定しない。そう、この漫画で描かれるA計画の山城と同じである。日本沈没はフィクションだが、日本沈没を他の何かに置き換えてみるとこの漫画で描かれる状況はリアルなのである。

センゴク外伝 桶狭間戦記 [漫画]

宮下英樹の漫画「センゴク」はすこぶる面白くかつ勉強になるが、その漫画の時代をちょっと遡って今川義元を描いている。
うぉ、「だが この通説には疑問が残る」で始まりましたか!
なるほど戦国の時代の原因を、小氷河期による気候条件の変化に求めましたか。なるほどなぁ。確かに、飢餓の発生によって動乱が起こるのは当然であるし、動乱が続けば戦国時代となる。
現実主義でなければ生きてゆくことが出来ない時代。

物語の展開は速く解説も多く、それらの内容を「センゴク」並の長編に納めるともっと面白くなっていたと思うが、充分に楽しめる。


センゴク外伝桶狭間戦記 (KCデラックス)


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